キジ雄成鳥
随分前に猟師の方がくださったキジの羽標本。体は鍋で美味しくいただきました。
キジ 雄成鳥 初列風切
三角形のまだらの模様が特徴的です。キジ科らしく湾曲がかなりきついので背景の紙を曲げて撮っています。あまり満足のいく画像ではありませんが撮り直すのが面倒なのでこのまま書きます。
次列風切 三列風切
独特の色味と模様で一度分かれば間違うことはないと思います。S1がやたら小さかったのが気になります。こういうものなんですかね…数を見ていないのでなんとも言えません。
例によって次列風切と三列風切の境がいまいち分かりません。こんな鳥が多いのでアンチ三列風切になろうかと思ったりもします(笑)。
尾羽
以前もアップしているので特に書くことはありません。まぁ一式揃えられたので嬉しいです。
ちょくちょく猛禽などと間違えている方を見かけますが、キジは羽だけで見てもかなり分かりやすい鳥だと思います。
キジ 雄成鳥 初列風切
三角形のまだらの模様が特徴的です。キジ科らしく湾曲がかなりきついので背景の紙を曲げて撮っています。あまり満足のいく画像ではありませんが撮り直すのが面倒なのでこのまま書きます。
次列風切 三列風切
独特の色味と模様で一度分かれば間違うことはないと思います。S1がやたら小さかったのが気になります。こういうものなんですかね…数を見ていないのでなんとも言えません。
例によって次列風切と三列風切の境がいまいち分かりません。こんな鳥が多いのでアンチ三列風切になろうかと思ったりもします(笑)。
尾羽
以前もアップしているので特に書くことはありません。まぁ一式揃えられたので嬉しいです。
ちょくちょく猛禽などと間違えている方を見かけますが、キジは羽だけで見てもかなり分かりやすい鳥だと思います。
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ヒメウズラの幼羽
やっと春休み以前に入手した羽根を整理し終えました(笑)。今日が入学式だったのでギリギリですが・・・。
ヒメウズラの羽根って体羽はきれいですが風切はいまいち面白みがありません(苦笑)。しかし幼羽の次列風切は成鳥羽のものよりも模様があってきれいです。

ヒメウズラ オス幼鳥
換羽のときに拾い集めたものですが意外と集められました。茶色の細かい模様が内側にいくにつれ大きくなっていきます。内側次列風切と三列風切は先端の羽軸の色が変わっていることが特徴です。知っていても国内で役に立つかは疑問ですが(苦笑)。

こちらは成鳥のもの。細かい模様は入らず一様に淡褐色で外弁にはうっすら色の濃い部分があり、淡色の縁があります。これはメスのものですが、オスには部分的に赤色が入るものもあります。
幼羽とは大きさや縦横比も違いますね。
ヒメウズラの羽根って体羽はきれいですが風切はいまいち面白みがありません(苦笑)。しかし幼羽の次列風切は成鳥羽のものよりも模様があってきれいです。

ヒメウズラ オス幼鳥
換羽のときに拾い集めたものですが意外と集められました。茶色の細かい模様が内側にいくにつれ大きくなっていきます。内側次列風切と三列風切は先端の羽軸の色が変わっていることが特徴です。知っていても国内で役に立つかは疑問ですが(苦笑)。

こちらは成鳥のもの。細かい模様は入らず一様に淡褐色で外弁にはうっすら色の濃い部分があり、淡色の縁があります。これはメスのものですが、オスには部分的に赤色が入るものもあります。
幼羽とは大きさや縦横比も違いますね。
キジ科最小の尾羽
昨年末に飼っていたヒメウズラが死んでしまったときに、以前から見てみたかった尾羽を頂きました。いろいろ調べてみても、羽根について書かれている本やサイトがなく、じゃあ自分で見てみるか、ということで。
ウズラやヒメウズラはパッと見尾羽がないように見えますが、上尾筒と下尾筒の間に隠れているという話を聞いたことがあったので、その時に確認してみました。
見てみると、確かに尾羽らしき1列の羽根が上尾筒と下尾筒の間に挟まれて生えていたので抜いてみたのですが、枚数が少なく、羽根自体も小さく耐久性がなさそうで退化しているようでした。尾羽が生える毛穴はもっとたくさん(たぶん12枚)あったのですが、実際羽根が生えていたのは8か所だけで、生えている場所は左右対称にはなっていませんでした。換羽中だったようなのでそのせいかも。

ヒメウズラ メス 尾羽
左右で羽根の大きさが違っているところがあります。地上生活には長い尾羽など必要ないのかもしれませんね。そういえばクイナの仲間もウズラ類ほどではありませんが尾羽が長くないですね。
体に比べるとだいぶ小さいです。ヒメウズラは世界のキジ科の鳥の中で最小の鳥で、ヒナで2cm、成鳥でも12cmほどしかありません。ちなみに最大はマクジャクだそうです。羽根で最大ならカンムリセイランです。尾羽は人の背丈よりも大きいそうです。
ウズラやヒメウズラはパッと見尾羽がないように見えますが、上尾筒と下尾筒の間に隠れているという話を聞いたことがあったので、その時に確認してみました。
見てみると、確かに尾羽らしき1列の羽根が上尾筒と下尾筒の間に挟まれて生えていたので抜いてみたのですが、枚数が少なく、羽根自体も小さく耐久性がなさそうで退化しているようでした。尾羽が生える毛穴はもっとたくさん(たぶん12枚)あったのですが、実際羽根が生えていたのは8か所だけで、生えている場所は左右対称にはなっていませんでした。換羽中だったようなのでそのせいかも。

ヒメウズラ メス 尾羽
左右で羽根の大きさが違っているところがあります。地上生活には長い尾羽など必要ないのかもしれませんね。そういえばクイナの仲間もウズラ類ほどではありませんが尾羽が長くないですね。
体に比べるとだいぶ小さいです。ヒメウズラは世界のキジ科の鳥の中で最小の鳥で、ヒナで2cm、成鳥でも12cmほどしかありません。ちなみに最大はマクジャクだそうです。羽根で最大ならカンムリセイランです。尾羽は人の背丈よりも大きいそうです。
ヤマドリの尾羽
ヤマドリの風切
先日入手したヤマドリの風切です。
落ちていた状況や羽根の状態からして猟師さんの食痕だったのが残念ですが、他の個体も無事生き延びてほしいものです。
ハンターの中にはヤマドリを専門に狙う人もいるのだとか(涙)。
僕自身は見たことがありません。羽根などから生息が確認できても鳥自体は会えない、なんてことも多いです。でも会ってみたい鳥の一つです。

ヤマドリ オス 右風切羽
欠落しているものが多いですが間を詰めて並べてます。
左から3枚が初列風切のはずですが、左の2枚はやたら小さいですね。キジ科の鳥は初列風切が大きく湾曲しているので小さいと小翼羽との区別が思った以上に難しかったです。なのでもしかすると左2枚は小翼羽かも・・・です(苦笑)。
次列風切と三列風切の境はよくわかりませんが、右から2枚はたぶん三列風切です。

左風切羽
左の3枚くらいはいまいち部位がよくわかりません。三列風切か大雨覆あたりかと思います。
次列風切はあまりなかったです。主要な羽根は見つかっただけ拾ってきたのですが・・・
それにしても複雑で特徴的な色模様をしています。きれいですね。

初列風切はかなりきつくカーブしていて模様が見にくかったので角度を変えて撮ってみました。
外弁には赤褐色の明瞭な斑、内弁には淡色で不明瞭な斑がそれぞれあります。

初列風切 裏面
そうそう、大型キジ類の初列風切にも光沢弁(シャイニーパッチ)があります。ちょっと分かりにくいかもしれませんが羽軸に沿って内弁側にあるフィルム状に反射している部分がそれです。
落ちていた状況や羽根の状態からして猟師さんの食痕だったのが残念ですが、他の個体も無事生き延びてほしいものです。
ハンターの中にはヤマドリを専門に狙う人もいるのだとか(涙)。
僕自身は見たことがありません。羽根などから生息が確認できても鳥自体は会えない、なんてことも多いです。でも会ってみたい鳥の一つです。

ヤマドリ オス 右風切羽
欠落しているものが多いですが間を詰めて並べてます。
左から3枚が初列風切のはずですが、左の2枚はやたら小さいですね。キジ科の鳥は初列風切が大きく湾曲しているので小さいと小翼羽との区別が思った以上に難しかったです。なのでもしかすると左2枚は小翼羽かも・・・です(苦笑)。
次列風切と三列風切の境はよくわかりませんが、右から2枚はたぶん三列風切です。

左風切羽
左の3枚くらいはいまいち部位がよくわかりません。三列風切か大雨覆あたりかと思います。
次列風切はあまりなかったです。主要な羽根は見つかっただけ拾ってきたのですが・・・
それにしても複雑で特徴的な色模様をしています。きれいですね。

初列風切はかなりきつくカーブしていて模様が見にくかったので角度を変えて撮ってみました。
外弁には赤褐色の明瞭な斑、内弁には淡色で不明瞭な斑がそれぞれあります。

初列風切 裏面
そうそう、大型キジ類の初列風切にも光沢弁(シャイニーパッチ)があります。ちょっと分かりにくいかもしれませんが羽軸に沿って内弁側にあるフィルム状に反射している部分がそれです。