ハイタカ雌
去年の春に貯水池の畔で散乱していたもの。フクロウかオオタカにでも襲われたのでしょう。

ハイタカ雌(Accipiter nisus/Eurasian Sparrowhawk) 2019/3/16 兵庫県
推定第2回冬 初列風切
何度か不揃いの食痕を見つけたことはあったのですが、殆ど揃っているのは初めてでした。サイズや色味から雌と推定。

裏面は縞模様のコントラストがより強く、これらの羽が飛翔を下から見上げた時に見える明瞭な鷹斑を構成しているのが分かります。

次列・三列風切など
コンプリートはできず。初列風切と合わせていかにもAccipiter属らしい美しい羽です。
一部に褐色味が強く、摩耗具合の異なる幼羽らしき次列風切が残っている(右から4枚目、7枚目)ことから第2回冬(第3暦年春)の個体と考えました。

風切と初列雨覆もまとめて並べてみると多分こんな感じ。内弁の白色部はより内側の羽の外弁により隠されます。
翼先分離は6枚。内弁や外弁に欠刻のある初列風切が形づくっています。

右側その他の部位。次列・三列風切(右)、雨覆、小翼羽、肩羽、下尾筒、脇羽、などなど…分からなかったものもあった気がします(撮ってから随分たつので忘れました汗)。こちらにも淡色の羽縁のある羽毛がわずかに混ざっています。採集時から注意して探してはいたのですが、残念ながら尾羽は1枚も見つかりませんでした。どこか別の場所で抜かれたのかもしれませんね。

ハイタカ雌(Accipiter nisus/Eurasian Sparrowhawk) 2019/3/16 兵庫県
推定第2回冬 初列風切
何度か不揃いの食痕を見つけたことはあったのですが、殆ど揃っているのは初めてでした。サイズや色味から雌と推定。

裏面は縞模様のコントラストがより強く、これらの羽が飛翔を下から見上げた時に見える明瞭な鷹斑を構成しているのが分かります。

次列・三列風切など
コンプリートはできず。初列風切と合わせていかにもAccipiter属らしい美しい羽です。
一部に褐色味が強く、摩耗具合の異なる幼羽らしき次列風切が残っている(右から4枚目、7枚目)ことから第2回冬(第3暦年春)の個体と考えました。

風切と初列雨覆もまとめて並べてみると多分こんな感じ。内弁の白色部はより内側の羽の外弁により隠されます。
翼先分離は6枚。内弁や外弁に欠刻のある初列風切が形づくっています。

右側その他の部位。次列・三列風切(右)、雨覆、小翼羽、肩羽、下尾筒、脇羽、などなど…分からなかったものもあった気がします(撮ってから随分たつので忘れました汗)。こちらにも淡色の羽縁のある羽毛がわずかに混ざっています。採集時から注意して探してはいたのですが、残念ながら尾羽は1枚も見つかりませんでした。どこか別の場所で抜かれたのかもしれませんね。
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