カモメの羽根

先日は寒波もありましたが随分寒さも緩み春らしさを感じられるようになってきました。カシラダカがぐぜっていたり、ウソが桜の蕾を食べに来たりしていました。

さて、昨春拾ったカモメの羽根ですが、とっくに整理もしていたのをUPしておこうと思います。

カモメ(Larus canus / Mew Gull)
初列風切、次列風切、初列雨覆、下雨覆
バックの方眼は1cm四方です。
3月下旬に干潟に散乱していたのを回収したものです。状況からは何かに襲われたようでした。ハヤブサあたりでしょうか。体液で汚れているものもあります。画像下段左から3枚と右端の1枚が初列風切、その間の6枚が次列風切で、上段左の灰色の4枚が初列雨覆、右の白い3枚が下雨覆です。
成鳥として良さそうですが、回収できた初列雨覆4枚のうち1枚(画像では一番左)の先端には僅かに軸斑が認められます。

細い軸斑がある初列雨覆とそれがないもの(右)。先端の形も軸斑があるものの方が尖り気味で、これは第3回冬羽の初列雨覆なのかもしれません。もしそうだとするとこの個体は第3回冬羽から第3回夏羽に移行中ということになるのでしょうか。

と、ここまでカモメ識別ハンドブックを参考につらつらと適当なことを書きましたが、成鳥でもこの程度の軸斑をもつ個体は普通にいるのかもしれませんし、たったこれだけの羽根から年齢まで結論を出すのは無理がありますね。
【追記】カモメハンドを眺めていて描かれている3wのPCの斑と比べるとかなり細いとは思ってたのですが、4wだとこんな感じの斑になるのかなぁなどと考えたりしました。水鳥には特に疎くて適当なことしか言えませんが…(汗)

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カモメの仲間は難しい

下段の中心にある,明るいグレーと白の羽根,私も拾ったことがあります。
カモメ類の羽根ということはわかったのですが,拾った場所がカモメ類のメッカ・銚子周辺だったので,同定は諦めていました。
カモメの次列風切なのですね。
オオセグロカモメとウミネコが多い銚子周辺なので,カモメだとは思いもしませんでした。
ICHIさんに感謝。

時々,銚子に行くのですが,カモメ類の数の多さと種類の多さに,めまいがするだけです。
(他の鳥を見るのも楽しいので,銚子はパラダイスです。)
「カモメ識別ハンドブック」などを参考にカモメの仲間を見ていますが,全然進歩しません。

これからもICHIさんの羽根の記事を参考にしていきます。

Re: カモメの仲間は難しい

コメントありがとうございます。
おっしゃる通りカモメ類は鳥自体も識別が難しく、羽だけだとなおさらどうしようもないような部類だと思っています(笑)。僕も今回は教えていただいたのですが、初列風切なども拾えたので大きさやパターンから種カモメはまだ絞れると思います。ただ、亜種なども考えると確実な同定はほぼ不可能なので、これもあくまで推測の域を出ませんが(苦笑)。
また、ほかのカモメ類も次列風切は同じような灰色で先端が白い色模様をしている種が多く、大きさくらいしか当てにならないと考えています。例えばセグロカモメ類ならカモメより一回り大きいので、部位さえ分かればセグロカモメ類だということまでは分かるかと思います。背の灰色の濃さがそのまま次列風切の灰色の部分に表れているはずですが、劣化して退色したりしている可能性なども考えるとやはり確実に識別するのは無理がありますね。

銚子は楽しそうですね!僕は海鳥については本当に超初心者なので一度行ってカモメ類も一通り勉強したいなぁと思っています(笑)。
プロフィール

ICHI

Author:ICHI
兵庫の生き物好き高校生。
生き物ブログのつもりで始めたはずが、気付けばほぼ羽根ブログに。誤同定などありましたらご指摘頂けると幸いです。

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