3/8ボルネオ島遠征 コタキナバル市内
3/8~3/17までマレーシア領ボルネオ島へ行ってきました。
高校の頃に修学旅行でシンガポールとマレーシアに行ってから、東南アジアは必ずまた行きたいと思っていたのですが、今回知人からお誘いを受け初めてのボルネオ島行きを決めました。もっともコロナウイルスの関係で結局私以外は来ることができず、不本意ながら一人旅になってしまったのですが…。少しずつ影響が出てきていた頃でしたが、東南アジアではまだあまり感染者が出ていなかったこともあり、もちろんある程度のリスクは覚悟の上でですが決行することにしました。
関空を3/7の深夜発の飛行機に乗り、2時という意味不明な時間の機内食を食べたりで結局寝られないまま乗り継ぎのクアラルンプールに着きました。そしてコタキナバル空港に着いたのは昼前。空港で見たアマサギとアナツバメで東南アジアに来たことを実感しました。
grabで宿に移動し、街で換金を済ませてから夕方に早速タンジュンアルビーチへ。市をやっているようで人が多かったですが、海岸沿いの公園のような環境で鳥を探し、低地性の鳥をそれなりに見ることができました。正直後半に行ったキナバル山での探鳥が刺激的すぎてあまりそれまでの探鳥の記憶がないのですが、写真とフィールドノートを見返しながら書いてみようと思います。
![IMG_5284[1]](https://blog-imgs-141.fc2.com/b/i/r/birdfeathers/20200322135849490.jpg)
こんな感じで樹木がまばらに生えていて開けていますが、すぐ内陸側にはもっと広い林もあります。

さっそく現れたのはOlive-backed Sunbird(キバラタイヨウチョウ)の雌。東南アジア的普通種で、前に行ったシンガポールや半島マレーシアでも見ましたが、やはり日本にいないグループの鳥がいるだけで異国感があって良いですね。

Collared Kingfisher(ナンヨウショウビン)
高いところばかりでしたがよく見かけました。

Green Imperial Pigeon(ミカドバト)
こちらも普通種。結構大きくて見ごたえがあります。Zebra Dove と一緒に地上で採餌していました。

なにか梢に飛んできた!と思ったら Pied Triller(マダラナキサンショウクイ)雄。
珍しいわけではないはずですが、分布域的な制約もあってか今回の行程ではここで1度きりの出会いでした。

移入種ですが数が減っており、ここではそれなりに安定して見られると聞いていた Blue-naped Parrot(コオオハナインコモドキ)も無事に観察できました。木々の間を飛び回るのはよく見えるのですが、撮影となるとなかなか難しかったです。

ゴミ捨て場のようなところに現れたのは Oriental Magpie-robin(シキチョウ)です。英名がよく合った鳥だと思いますね。スズメと一緒に採餌していました。

Yellow-vented Bulbul(メグロヒヨドリ)

Pink-necked Green Pigeon(コアオバト)雄
雌は日本のアオバトのような緑色なのですが、雄は強烈な色をしています。樹上で木の実をひたすら食べてました。
初日はこんな感じで普通種中心に低地性の鳥をのんびり見られました。日程の殆どを高地で過ごす予定だったので、結局この日しか見られなかった鳥もちらほら…。
宿のスタッフはとてもフレンドリーで話すのは楽しかったです。そんなこんなで1日目終了。適当に街で食事を済ませ翌日に備えました。

コタキナバル市内のフードコートにて。慣れない形式で少し戸惑いましたが美味しかったです。
観察種
Eurasian Tree Sparrow Passer montanus スズメ
Rock Dove Columba livia ドバト
Eastern Cattle Egret Bubulcus coromandus アマサギ
Great Egret Ardea alba ダイサギ
House Crow Corvus splendens イエガラス
Brahminy Kite Haliastur indus シロガシラトビ
Spotted Dove Spilopelia chinensis カノコバト
Zebra Dove Geopelia striata チョウショウバト
Little Green Pigeon Treron olax チビアオバト
Pink-necked Green Pigeon Treron vernans コアオバト
Green Imperial Pigeon Ducula aenea ミカドバト
Blue-naped Parrot Tanygnathus lucionensis コオオハナインコモドキ
Glossy Swiftlet Collocalia esculenta シロハラアナツバメ
Swiftlet sp.
Collared Kingfisher Todiramphus chloris ナンヨウショウビン
Sunda Pygmy Woodpecker Yungipicus moluccensis マレーコゲラ
Common Iora Aegithina tiphia ヒメコノハドリ
Pied Triller Lalage nigra マダラナキサンショウクイ
White-breasted Woodswallow Artamus leucorynchus モリツバメ
Malaysian Pied Fantail Rhipidura javanica ムナオビオウギビタキ
Yellow-vented Bulbul Pycnonotus goiavier メグロヒヨドリ
Pacific Swallow Hirundo tahitica リュウキュウツバメ
Asian Glossy Starling Aplonis panayensis ミドリカラスモドキ
Oriental Magpie-robin Copsychus saularis シキチョウ
Olive-backed Sunbird Cinnyris jugularis キバラタイヨウチョウ
Chestnut Munia Lonchura atricapilla キンパラ
25種+
アナツバメの仲間はたくさん飛び回っていますが識別が難しく、正直よくわかりません。とりあえずシロハラアナツバメは見た…。
高校の頃に修学旅行でシンガポールとマレーシアに行ってから、東南アジアは必ずまた行きたいと思っていたのですが、今回知人からお誘いを受け初めてのボルネオ島行きを決めました。もっともコロナウイルスの関係で結局私以外は来ることができず、不本意ながら一人旅になってしまったのですが…。少しずつ影響が出てきていた頃でしたが、東南アジアではまだあまり感染者が出ていなかったこともあり、もちろんある程度のリスクは覚悟の上でですが決行することにしました。
関空を3/7の深夜発の飛行機に乗り、2時という意味不明な時間の機内食を食べたりで結局寝られないまま乗り継ぎのクアラルンプールに着きました。そしてコタキナバル空港に着いたのは昼前。空港で見たアマサギとアナツバメで東南アジアに来たことを実感しました。
grabで宿に移動し、街で換金を済ませてから夕方に早速タンジュンアルビーチへ。市をやっているようで人が多かったですが、海岸沿いの公園のような環境で鳥を探し、低地性の鳥をそれなりに見ることができました。正直後半に行ったキナバル山での探鳥が刺激的すぎてあまりそれまでの探鳥の記憶がないのですが、写真とフィールドノートを見返しながら書いてみようと思います。
![IMG_5284[1]](https://blog-imgs-141.fc2.com/b/i/r/birdfeathers/20200322135849490.jpg)
こんな感じで樹木がまばらに生えていて開けていますが、すぐ内陸側にはもっと広い林もあります。

さっそく現れたのはOlive-backed Sunbird(キバラタイヨウチョウ)の雌。東南アジア的普通種で、前に行ったシンガポールや半島マレーシアでも見ましたが、やはり日本にいないグループの鳥がいるだけで異国感があって良いですね。

Collared Kingfisher(ナンヨウショウビン)
高いところばかりでしたがよく見かけました。

Green Imperial Pigeon(ミカドバト)
こちらも普通種。結構大きくて見ごたえがあります。Zebra Dove と一緒に地上で採餌していました。

なにか梢に飛んできた!と思ったら Pied Triller(マダラナキサンショウクイ)雄。
珍しいわけではないはずですが、分布域的な制約もあってか今回の行程ではここで1度きりの出会いでした。

移入種ですが数が減っており、ここではそれなりに安定して見られると聞いていた Blue-naped Parrot(コオオハナインコモドキ)も無事に観察できました。木々の間を飛び回るのはよく見えるのですが、撮影となるとなかなか難しかったです。

ゴミ捨て場のようなところに現れたのは Oriental Magpie-robin(シキチョウ)です。英名がよく合った鳥だと思いますね。スズメと一緒に採餌していました。

Yellow-vented Bulbul(メグロヒヨドリ)

Pink-necked Green Pigeon(コアオバト)雄
雌は日本のアオバトのような緑色なのですが、雄は強烈な色をしています。樹上で木の実をひたすら食べてました。
初日はこんな感じで普通種中心に低地性の鳥をのんびり見られました。日程の殆どを高地で過ごす予定だったので、結局この日しか見られなかった鳥もちらほら…。
宿のスタッフはとてもフレンドリーで話すのは楽しかったです。そんなこんなで1日目終了。適当に街で食事を済ませ翌日に備えました。

コタキナバル市内のフードコートにて。慣れない形式で少し戸惑いましたが美味しかったです。
観察種
Eurasian Tree Sparrow Passer montanus スズメ
Rock Dove Columba livia ドバト
Eastern Cattle Egret Bubulcus coromandus アマサギ
Great Egret Ardea alba ダイサギ
House Crow Corvus splendens イエガラス
Brahminy Kite Haliastur indus シロガシラトビ
Spotted Dove Spilopelia chinensis カノコバト
Zebra Dove Geopelia striata チョウショウバト
Little Green Pigeon Treron olax チビアオバト
Pink-necked Green Pigeon Treron vernans コアオバト
Green Imperial Pigeon Ducula aenea ミカドバト
Blue-naped Parrot Tanygnathus lucionensis コオオハナインコモドキ
Glossy Swiftlet Collocalia esculenta シロハラアナツバメ
Swiftlet sp.
Collared Kingfisher Todiramphus chloris ナンヨウショウビン
Sunda Pygmy Woodpecker Yungipicus moluccensis マレーコゲラ
Common Iora Aegithina tiphia ヒメコノハドリ
Pied Triller Lalage nigra マダラナキサンショウクイ
White-breasted Woodswallow Artamus leucorynchus モリツバメ
Malaysian Pied Fantail Rhipidura javanica ムナオビオウギビタキ
Yellow-vented Bulbul Pycnonotus goiavier メグロヒヨドリ
Pacific Swallow Hirundo tahitica リュウキュウツバメ
Asian Glossy Starling Aplonis panayensis ミドリカラスモドキ
Oriental Magpie-robin Copsychus saularis シキチョウ
Olive-backed Sunbird Cinnyris jugularis キバラタイヨウチョウ
Chestnut Munia Lonchura atricapilla キンパラ
25種+
アナツバメの仲間はたくさん飛び回っていますが識別が難しく、正直よくわかりません。とりあえずシロハラアナツバメは見た…。
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ひとりで?!
4年前の今日、鳥の羽根展の記事をFBに投稿しているのに気付き、こちらへ飛んできたらアップされてて嬉しく拝見いたしました。
東南アジアの野鳥、見たことのないものばかりで、色もきれいで、姿も独特で、これからも見られるかと思うと楽しみです。
旅行、最後のタイミングでしたね、ひとりになっても行かれて良かったですね。
東南アジアの野鳥、見たことのないものばかりで、色もきれいで、姿も独特で、これからも見られるかと思うと楽しみです。
旅行、最後のタイミングでしたね、ひとりになっても行かれて良かったですね。
Re: ひとりで?!
もうあれから4年も経つんですね。時が経つのは早すぎて怖くなります。
海外に行くにはギリギリのタイミングでしたが、行けるうちに行っておいてよかったです。次いついけるかも分からない状況になってしまいましたし。ぼちぼち写真整理しつつ、遠征の記事をアップしようと思いますのでまた思い出した時に覗きに来てください。
海外に行くにはギリギリのタイミングでしたが、行けるうちに行っておいてよかったです。次いついけるかも分からない状況になってしまいましたし。ぼちぼち写真整理しつつ、遠征の記事をアップしようと思いますのでまた思い出した時に覗きに来てください。